2023年03月24日

2023年 第11週(3月13日~3月19日)

〈新型コロナウイルス感染症に関する情報〉
 兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は今週 1,775 人(先週 2,332 人)で、対先週比 0.8倍となり、減少傾向が続いています。
 年齢別においては、20 歳代及び 50 歳代が14%と最も多く、30 歳代及び 40 歳代が 12%となっており、30 歳代以下の若い世代の占める割合が 46%となっています。
 新型コロナウイルス感染者は減少していますが、現在の状況を継続していくためにも、引き続き基本的な感染症予防対策をお願いします。

定点把握感染症

~インフルエンザ~
 定点あたり患者数は、今週 6.61 人(先週 9.84 人)と減少しました。
地域的には、県内 17 保健所管内中、姫路市、明石市、芦屋保健所管内で注意報レベル基準値(定点あたり患者数 10.0 人)以上になっています。
 直近の 5 週間に県内の定点医療機関から報告された患者 10,184 人の年齢分布では、5~9 歳が 43%、0~4 歳が 23%で、15 歳未満が全体の 87%を占めています。
 臨時休業の施設別発生状況では、今週 69 件(先週 105 件)の報告がありました。
内訳は学年閉鎖 4 件、学級閉鎖 65 件、施設別では、幼稚園 4 件、小学校 59 件、中学校 6 件です。
 また、当研究所では今シーズン、県内の患者から AH3 亜型(A 香港型)76 件のインフルエンザウイルスを検出しています。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。

【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2023年3月23日更新)